理事挨拶

中央土地建物管理協同組合は、1976年7月に経済産業省(当時の通商産業省)の認可を得て、千葉土地建物管理協同組合として発足いたしました。

創業当時の事業区域は、千葉県船橋市および千葉市であり、創業時の組合員は4社、出資金は¥10,000,000でありました。その当時は、法人組合員の所有している事業用不動産の管理(保守、営繕など)や、組合員の 事務代行、法人決算の代行などが組合としての主要な仕事でした。
数年経過するうちに、法人組合員や金融機関などからの紹介で、事業用不動産を所有している 個人も組合員に加入し、さらに事業区域外からの組合員も増加し、出資金も¥90,000,000にまで増額されました。事業区域も千葉県船橋市、東京都墨田区、神奈川県横浜市、静岡県熱海市、福岡県福岡市、熊本県熊本市などに拡大し、事業区域の拡大及び地域名称にとらわれない全国規模での対応が可能な組合称号の変更が急務となりました。

創業35年を目前にした2010年12月に国土交通省の認可を得て、本店を東京都墨田区へ移転し千葉支部を開設しました。称号も中央土地建物管理協同組合に変更し全国展開が可能な体制を整えました。
2011年4月からは、法人組合員の委嘱をうけて、買収希望の事業用不動産の調査、現地検地、周辺の商圏調査などを代行し、組合員の便宜を図っております。また、組合内部の余剰資金を活用して、組合員への無担保長短期資金の貸し出しなども積極的に実施しており、組合員の経営安定化に協力いたしております。

2011年9月現在では、法人組合員2社、個人組合員5名、準組合員2社(NPO法人)となっております。特定非営利活動法人からの組合員参加の希望があり、準組合員として特に出資金を求めず、事務管理費も低額にし、特定非営利活動法人への間接的な貢献を目指してまいります。

中央土地建物管理協同組合
理事 大数加蕃信

カテゴリー